「COALSACK」(石炭袋)74号 2012年12月25日
定価:1,080円(送料込)
COAL SACK(石炭袋)74号目次
扉詩 山佐木進 道すがら/便り
詩 若宮明彦 風の名前
宮川達二 冬の翼
結城文 干潮の砂洲
宇宿一成 裸のもののふ
山本聖子 原木買い
中原かな 苛めっ子
崔龍源 存在/情念
水月りら かくれんぼ/わたつみの夢語り/あなただったわたしへ
こまつかん これも ことばですから/認知症
下村和子 ドア
淺山泰美 東亜ホテル異聞
武西良和 手を振る少女/いじめの子ども/絶望する若者のトルソ/先生を失った子どもたち
みうらひろこ 延るもの/月に祈る(懺悔)
未津きみ 男来たりて/木遣り唄
秋山泰則 還れない人
白糸雅樹 家出したくなる時
詩 山本泰生 吊し柿
山崎夏代 帰るところ
大野悠 子供の声
荒木せい子 穴ぐま/汲み取り屋さん/何も思い出せね
司由衣 冬の薔薇
村永美和子 鏡の道/双の窓
中林経城 内観
鳥巣郁美 渚に立つ日
根本昌幸 言葉が暴力を/苦労
市川紀久子 思い出すあの夏/猫夢―精霊になる―絵へ
関中子 なかったらあるのでないとしたら 6
詩人論 有馬敲 山村信男小論
奥主榮 有馬敲研究「未踏の沃土」第五回
時が人生を綾なすとき
石村柳三 詩人論⑥ 芳賀章内詩論集
『詩的言語の現在』(前)
宮川達二 小熊秀雄研究第六回 詩人群像
文芸評論
奥憲太 小説にみる労働試論 第二回「新しい筵の上に、きれいな根性で坐っているのだ」
特集記録①
第六回 鳴海英吉研究会・市川の詩人たち
特集記録②
第三十一回 池袋モンパルナス小熊秀雄〈長長忌〉
詩 中村花木 銀河の部屋/車窓から/そぼ降る
黒田えみ 瀬戸内海の干拓
酒井力 空の息吹き
内田良介 海と書物
青柳晶子 青草
吉田博子 自分から伸ばすひげ根
平井達也 休日、自転車で
奥主榮 路上で
山本倫子 間引き考
豊福みどり 虐待
林田悠来 生活支援センターの一日
ノブキソウイチロウ ぼくの失敗
武藤ゆかり 家具の処分/猫と休憩時間/行列
杉本知政 レースの野菜
榊次郎 時計仕掛けの人生を 二十一世紀型楢山節考/秋恋
速水晃 捨て場/當銘さんと 行く
平原比呂子 術無し
詩 皆木信昭 認知症 その15
やまもとれいこ 狂気(A)と正気(B)の狭間
外村文象 追憶―大井康暢さんに/富士山
岡三沙子 一週間の日記
坂本梧朗 フルエテ眠れ
杏平太 主体的妄念?
福山重博 『赤ずきんちゃん』という学芸会
田中作子 三年日記
栗和実 何のため
早藤猛 雨の十一月十一日に―反原発抗議―
石村柳三 《死》への歌
貝塚津音魚 五行を汚すもの/はさぎの中の瞽女
木島章 覚悟
連載エッセイ
うおずみ千尋 盲目の日に 早朝のラジオから
貝塚津音魚 里山再生を夢見て⑥
下村和子 学校の祭り、地域の祭り
エッセイ
下村和子 屋久島のルール
外村文象 宮沢賢治童話の魅力
エッセイ
淺山泰美 ローター・ゲルトナー氏のライアー/ウィーンの街角で
青木みつお 朗読 日比谷公会堂まで
芳賀稔幸 言っておくが、はたして「戒厳令」など在り得るのか
吉田博子 東京日野市から倉敷に帰ってきて/
十八歳糖尿病のわたしと七十八歳主人とのフランスまるごと大周遊九日間(1)
こまつかん 神庭や印堂で観る、伝える
鳥巣郁美 詩の本質を手探って ―断章―
速水晃 3・11で考えたこと ―繰りかえされた悲劇、ひろがる汚染地―
藤貫陽一 祖父準治のこと
平井達也 女性誌に見る百合感覚
小詩集 船曳秀隆 『百年の爪』九篇
一笑圓太郎 『伏した睫の先で』十一篇
北原亜稀人 『いつか』八篇
藤貫陽一 『憂き世浮かれ世』六篇
植田文隆 『正直』五篇
山口修 『未来の血』九篇
高嶋英夫 『春の光の中で』十二篇
武中義人 『物語』九篇
小詩集 青木みつお 『陸前高田』
ぼうずみ愛 『風景』六篇
講演録 鈴木比佐雄 原故郷を探って 専修大学にて
日英詩 尾内達也 向日葵
日英語連詩 尾内達也/ロミー・リー 「フクシマ」(3)
韓国詩 李殷奎(高炯烈・紹介/李美子・訳)
点灯/哀悼の習慣
翻訳詩 シェダ・ヘナ・ババール・アリ 『未知を訪ねて』より(結城文・訳)
カトリン・ゼグリッツ(荻野静男・訳) 湧泉/クルミのような卵
ヴァレリー・アファナシエフ(尾内達也・訳)
チャールズ・シミック(尾内達也・訳) 夕暮の代数
パウル・ツェラン(尾内達也・訳) 今宵も
書評 こまつかん 『増岡敏和全詩集』
有馬敲 『増岡敏和全詩集』
青木みつお 『増岡敏和全詩集』
髙田千尋 『下村和子全詩集』
武田弘子 『下村和子全詩集』
山本みち子 『市川つた詩選集一五八篇』
西川敏之 『市川つた詩選集一五八篇』
池下和彦 川奈静詩集『いのちの重み』
小城江壮智 川奈静詩集『いのちの重み』
書評 酒井一吉 浜本はつえ詩集『斜面に咲く花』
渡辺本爾 浜本はつえ詩集『斜面に咲く花』
田中眞由美 林田悠来詩集『晴れ渡る空の下に』
畑中暁来雄 林田悠来詩集『晴れ渡る空の下に』
中村花木 玉造修詩集『高校教師』
藤貫陽一 玉造修詩集『高校教師』
根本昌幸 芳賀稔幸詩集『広野原まで』
石川逸子 芳賀稔幸詩集『広野原まで』
速水晃 芳賀稔幸詩集『広野原まで』
山岡和範 司由衣詩集『魂の奏でる音色』
水野ひかる 司由衣詩集『魂の奏でる音色』
草倉哲夫 宮﨑睦子詩集『美しい人生』
郡山直 宮﨑睦子詩集『美しい人生』
南邦和 崔仁浩小説『他人の部屋』『夢遊桃源図』
田渕由美 崔仁浩小説『他人の部屋』『夢遊桃源図』
佐相憲一 平井達也・田上孝一・助川幸逸郎・黒木朋興・編
『グローバリゼ―ション再審―新しい公共性の獲得に向けて―』
吉田博子 江口節詩集『オルガン』
コールサック社 出版活動について
詩 佐相憲一 丘の木
呼びかけ文
鈴木比佐雄
ベトナムと日本の詩人たちの力を結集すれば『ベトナム独立・自由・鎮魂・詩集160篇』を公募する経緯
『ベトナム独立・自由・鎮魂・詩集160篇』公募趣意書
執筆者住所一覧
詩誌「コールサック」定期購読のご案内
編集後記 佐相憲一/鈴木比佐雄
「コールサック」(石炭袋)の詩運動へのお誘い
寄稿案内 コールサック75号寄稿案内